防犯・セキュリティ強化リフォーム・セーフルーム 福岡市 博多の建築士三兄弟

セーフルームのすすめ_セキュリティ強化_高齢家族を守る

高齢者を狙った凶悪犯罪の報道が、後を絶ちません。

住まいの専門家として「高齢者を守りたい!」

高齢者のいる家族の一員として、住まいの防犯に関する情報を共有したいと思います。

 

真ん中の建築士
真ん中の建築士

こんにちは。

博多の建築士三兄弟の真ん中です。

住まいを安全で快適にする仕事をしています。

 

いままで日本は平和な国だと思っていましたが、「トクリュウ」(匿名・流動型犯罪グループ)や闇バイトの影響で、いつどこで事件が起こってもおかしくない国になってしまいました。

 

大切な家族が傷つくのは許されないことです。

 

私たちは、悪い集団に狙われない家と、家族を守る設備を整えたいと思います。

一級建築士・宅地建物取引士・食育インストラクター3級

この記事でわかること

✓ターゲットにされることを、防ぐことが出来ない時代。

✓狙われる住宅の、チェックポイント。

✓防犯対策のキーワード。

✓もしも侵入されたら!寝室をシェルター化して時間を稼ぐ方法。

✓セーフルーム、パニックルームの作り方。

インターネットの情報は、私たちの生活を豊かにしてくれる有益な情報を発信してくれています。

大変ありがたい一方で、私たちの生活を脅かす情報も含まれています。

敷地が広く大きな家は、GoogleMAPから丸見えです。

 

↓福岡市中央区天神の様子_立体的に正確な情報が把握できる。

 建物の状況がよく把握できます。

 

公共の地図情報から、航空写真、道路からのストリートビューで、遠隔地からでも簡単に情報が得られる時代です。

 

自宅・実家を検索してみて、インターネットを通してどのように見られているか確認することで、危機意識を高めてみてください。

検索していると、モザイクの入った家を見かけますが、逆に「何かあるのかな!?」と思われてしまいそうです。

 

犯罪者は、あらゆる方法で情報を得ようとしている。

遠隔の地図情報に加えて、不審な電話、訪問により「個人情報・家族構成」などが漏れてしまいます。

「不用心に情報を渡さないようにしなければいけません。」

・家族構成

・仕事、外出の時間帯

・お金や貴重品の情報

 

防犯意識を高める!【狙われる家】死角に潜む危険

まずは、防犯意識を高めましょう!

「狙われたらどうしよう!」「どうしたら家族を守れるのか?」考える時間を作るきっかけにしてほしい。

 

孤立した敷地・コミュニティから外れた家

GoogleMAPで街並みを見ていると、周囲の住宅から離れて孤立していたり、アプローチ部分が死角にになっている家があります。

犯罪者からすると「狙いやすい家」になり、住人からすると「助けが呼びにくい」「周囲に異変を気づかれにくい」ことになる。

まずは、自分の家の状況を把握するところから始めましょう。

 

生け垣や、塀が高く敷地内が、廻りから見えない家

生け垣や塀が高い家は、侵入しにくいように見えますが、一度敷地内に入られてしまうと、孤立した場所となり、犯罪者が自由に活動できる場所になってしまいます。

周囲から見えない場所がないか、客観的に家の状態を観察することが重要です。

自宅がどうなっているのか、確認してみましょう。

 

古い規格の家

新築の家を見ると、センサーライト、防犯カメラ、カメラ付きインターフォン、塀のレイアウトなど、新しい規格の防犯意識の高い設計が目立ちます。

一方で、古い家屋は「日本の安全な社会」を前提にした設計のため、容易に敷地内や屋内に侵入されるリスクがあります。

危険なポイントとして、背の高い生け垣や塀、大きく取られた掃き出し窓、格子のない窓、古い規格の鍵やシリンダー錠の使用が挙げられます。

「空き巣対策」を当然として、家づくりの柱の一つに「強盗対策」を意識することが重要です。

犯罪者から家族の命を守るために、こころの準備と対策を進めましょう!

防犯意識を高める_古民家

 

防犯対策の第一歩は、「家に入りたいと思わせない!」

まずは、ターゲットにならない環境・家づくり!

ターゲットになっても、諦めさせる「抑止力」が求められます。

キーワードとして、「昼間と夜間の違い」と、「外出中と在宅」を意識した防犯対策が必要です。

◆家づくり:夜間の対策

  1. センサーライトの設置: 家の周囲にセンサーライトを設置し、侵入者を驚かせると共に目立たせることで、抑止効果を高めます。
  2. 防犯カメラの設置: 監視カメラを目立つ位置に設置することで、侵入者を警戒させます。また、録画機能付きのカメラで証拠を残すことも重要です。
  3. 強固な鍵の使用: 最新の防犯性能の高い鍵やシリンダーに交換することで、侵入を防ぎます。二重ロックも有効です。
  4. 窓や扉の強化: 窓に格子を取り付けたり、窓ガラスを防犯フィルムで補強することで、侵入を難しくします。
  5. 家の周囲の整備: 生け垣や塀を適度な高さに保ち、死角を減らすことで、侵入者が隠れる場所をなくします。
  6. 近隣との連携: 近隣住民とコミュニケーションを取り合い、異常があればすぐに知らせ合うようにすることも重要です。

これらの対策を組み合わせることで、強盗が夜間に家に侵入するリスクを大幅に減らすことができます。

 

◆家づくり:昼間の対策

  1. ドアと窓の施錠: 昼間でも、家を離れる際は必ずすべてのドアと窓を施錠しましょう。特に二階の窓も忘れずに。
  2. 人感センサー付きカメラ: 昼間でも人の動きを感知して録画するカメラを設置することで、不審者を監視します。
  3. 侵入抑止ステッカー: 防犯カメラ作動中、セキュリティシステム装備などのステッカーを見える場所に貼ることで、犯罪者に警告します。
  4. 隣人との連携: 近隣住民に日中の家の様子を見てもらうよう依頼し、異変があればすぐに連絡をもらえるようにします。
  5. 音声アラーム: 異常があればすぐに警報音が鳴るシステムを設置し、侵入者を驚かせます。
  6. 通風と通気の工夫: 通気のために窓を開けたい場合は、安全ロックが付いている窓を使用し、不審者が簡単に開けられないようにしましょう。
  7. 庭の整備: 不審者が隠れる場所がないように、庭の生け垣や植木を定期的に整備し、視界を確保します。

これらの対策を組み合わせて、昼間の侵入リスクを減らしましょう。

防犯は、入りたいと思わせない仕組みが重要_博多の建築士三兄弟

 

セーフルームのすすめ_寝室のシェルター化(避難場所)

★キーワード

・空き巣の犯罪から、凶悪な暴力もいとわない犯罪へ変わっている。

・単独で静かな犯罪から、組織化された凶悪な犯罪へ変わっている。

 

ニュースを見て衝撃が走りました。

「強盗はブロックを使って窓ガラスを割り、家に侵入した。」

これは今までの空き巣対策から、凶悪で暴力的な防犯の時代に変わったことを示しています。

そこで、寝室のシェルター化の重要性について考えました。(パニックルーム・セーフルーム)

家族構成によって防犯対策は変わるため、高齢世代の二人暮らしやひとり暮らしに焦点を当てて考えたいと思います。

 

↓防犯対策が急務:防犯フィルムの強度

衝撃の動画ですね。

参照:3M防犯フィルム ULTRA S2200のバット打撃試験の動画

 

家の中に侵入されてしまった後の対策を考えます。

セーフルームのすすめ_博多の建築士三兄弟

個室(寝室)への侵入対策とマニュアルづくり:

  1. 非常時に避難する部屋を確保:緊急時に避難できる部屋を決めておきます。
  2. 寝室のシェルター化:就寝時の安全を確保するため、寝室をシェルター化します。
  3. 屋外に接する窓の防犯:防犯ガラスへの交換、防犯フィルムの施工、面格子や防犯シャッターの設置。
  4. 屋内ドアの防犯:強固なドアへの交換や施錠可能なドアノブへの交換。
  5. 緊急通報する電話:外部に危険を知らせる手段として、固定電話、携帯電話、セーフルーム専用の携帯電話を確保。
  6. セーフルームからの監視:廊下の状況を確認するスコープや防犯カメラを設置。
  7. 避難経路の確保:問題解決後に避難するルートを確保。
  8. 別居の家族との情報共有:屋内鍵の保管方法や緊急時の家族の安全マニュアルを共有。
  9. 非常用品の備蓄:通常の防災も兼ねて、水、食料、医薬品などの非常用品を備蓄。

これらの対策を実施することで、セーフルームの安全性と防犯性を向上させることができます。

 

既存の窓を使用しての防犯フィルムと、面格子、防犯シャッター

↓実例_防犯フィルム

防犯フィルムは、3Mの防犯フィルムULTRA_S2200がおすすめです。

  

IPHONEの緊急通報が簡単で安心。

私がiPhoneを使用しているので、使いやすい方法を紹介します。

iPhoneの緊急通報の方法
再度ボタンと音量調節ボタンを同時に長押し:この操作で緊急通報画面が表示されます。

電源ボタン(スリープボタン)を素早く5回押す:この方法でも緊急通報が可能です。

 

実際に練習をしてみましたが、よくできた仕組みだと思います。(途中でキャンセルすることもできました)

詳しくは、「iPhone 緊急通報」で検索してみてください!

他の機種でも同じような仕組みがあるかもしれません。

 

シャッターは、効果的な防犯設備だと思います。

長男の建築士
長男の建築士

私が工事を担当した物件の写真です。

ご高齢のご家族からの依頼で、寝室に防犯シャッターを設置しました。

 

既存の窓の上から施工できるので、さまざまな条件でも大丈夫です。

リクシルのリフームシャッターを採用しました。

毎日使用するものなので、軽く開閉できるのが魅力です。

 

既存の住宅に追加する、「セーフルームの設備」として、優れた商品です。

↓実例_防犯シャッター

↓実例_防犯シャッター

↓リクシルのリフォームシャッターのイメージ動画です。

参照:リクシル リフームシャッター・取替えシャッターの動画

 

関連するブログ

↓過去のブログでは、こんなこと紹介しています。

(おばあちゃんの家に設置しました。とても役立つシステムです。)

様々な設備を掛け合わせて、安全な住まいを作りたいと思います。

 

↓関連ブログ:高齢者の住まいの安全を考える。

 その1 高齢の家族の安全を考えたきっかけ。

↓その2 住まいのチェックポイント

↓その3 父のために手すりを取り付けました。

↓その4 浴室の冷たい床のお話。

 

博多の建築士三兄弟の紹介です♪

↓スマートフォンで見ていただくための会社案内のページを作りました。

 縦向きの画像で構成しています。

 

三男 建築士
三男 建築士

博多の建築士三兄弟は、トライクルハウス株式会社を運営しています。

お店は、「福岡市南区高宮」のホームセンター「サンマート」の近くにあります。

 

↓トライクルハウス株式会社の概略地図です。

トライクルハウス株式会社の地図

↓高宮のお店です。 

トライクルハウス株式会社の正面

↓高宮のお店です。ご来店ありがとうございます。

トライクルハウス店内

 

◆住所:福岡市南区高宮1-9-18 サンシャイン高宮の1階

◆トライクルハウス株式会社の電話番号は、092-791-1801です。

◆メールアドレスは、info@tricyclehouse.co.jp です。

◆営業時間:

・平 日 9時~18時

・土曜日 9時~12時

 

お気軽にご相談ください!

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

 

 

 

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