博多の建築士三兄弟 
こんにちは。博多の建築士三兄弟です。
住まいの専門家として、役立つ情報を発信しています。
（10年運営してきたgooブログの姉妹ブログとして、当ブログを始めました。）
（開設して数ヶ月ですが表現の自由さに驚いています。楽しんで情報発信できそうです。）
今回は、ちょっとしたひと手間で、住まいを長持ちさせる方法をご紹介します。
よろしくお願いします。
博多の建築士三兄弟・真ん中の建築士です。
今回は、細部にこだわった工事の様子をお伝えしたいと思います。
「この！ひと手間」私たちの仕事シリーズ２回目です。
【浴室出入口枠の防水処理】について、クローズアップしています。
これからユニットバスの取替え工事をお考えの方、住まいを長持ちさせたい方に役立つ情報になっています。
ぜひ、ご覧ください！
私たちは日頃から、お客様の浴室、洗面脱衣室にお見積りのためにお伺いします。
いつも気になるのが、水回りとそれ以外の空間のとの境目で、内装材が水に濡れて腐食している点です。
特に、浴室と洗面脱衣室の境目は漏れる水の量が多いので、下地まで傷んでいることもあります。
皆さんのお住まいは、水廻りの対策は取られていますか？
浴室の出入口、濡れていませんか？
築年数が古いお住まいでは、建具の枠が木製の場合が多いようです。
ユニットバスなどの取替えの際は、出入口枠の防水処理に注意が必要です！
マンションのユニットバスの取替え工事をしましたので、実例に沿ってお話します。
工事の最後に、【 ひと手間 】を施工します！！
築３４年のマンションのリフォーム工事を始めます。
配管工事なども済ませて、ユニットバスの設置を控えている状態です。
最新の商品なので、ユニットバス内部の防水はバッチリです。
ユニットバスの出入口に設置する枠材は、防水性の高い樹脂枠を使用しています。
（従来の木製の枠より、水を弾くうえに水の吸収もないので、耐久性が高いです。）
肉厚の樹脂製なので、水を吸収することが無く防水性が高くなっています。
これから、【 ひと手間 】を施工します！！
ユニットバスと出入口枠を設置した後は、とっても大事な「ひと手間」が大切です。
↓とっても単純で、大切なひと手間は、出入口枠に「防カビ剤入りのシリコーンシーラント」を施工することです。
これだけのことですが、意外と施工されていない。
↓マスキングテープで養生して、コーナーに塗り込みます。
マスキングテープを剥がして完成です。
↓シーリング処理と樹脂製枠があれば、多少の水に濡れても大丈夫です。
水は表面にとどまるので、隙間に入って内装材を痛めることがありません。
濡れてしまっても、サッと拭くだけで大丈夫。
↓本当に細かい防水処理ですが、意外とできてないことが多いようです。
ご自宅を確認してみてはいかがでしょうか？
ユニットバスの工事も完了して、洗面脱衣室の内装も綺麗になりました。
この防水処理によって洗面脱衣室を、長く快適にご使用いただけると思います。
浴室の防水処理にに続いて、関連する内容をまとめてみました。
いろいろな「このひと手間」です。
洗面化粧台の境目もシリコーンシーラントによる防水処理が必要です。
便器と床材の境目もシリコーンシーラントによる防水処理が必要です。
アンモニアの臭いが溜まりやすい場所なので、しっかり施工します。
戸建て住宅、在来工法のタイル浴室のクラックも防水処理をすると安心です。
水廻りの隙間を見つけたら、防水処理をおススメします。
↓10年間運営してきたｇｏｏブログでは、詳しい工事の様子を書きました。
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マンションのユニットバス＿部品取替えか、リフォームするか？
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